CDなどSOSのアウトプット

■SOSのリビドーがここに "スエオスエ"

Jacket of 202
  1. 不動堂の修羅 紅葉饅頭
  2. 津軽じょんがら節(旧節) 紅葉饅頭
  3. 津軽じょんがら節(新節) 紅葉饅頭
  4. 銀の子守歌 Sandars
  5. Climax Battle Sandars
  6. 毎度のこと Sandars in "Arcue"
  7. スパイダーマン パ@長 in "京都ローズセラヴィ"
  8. Special Healing パ@長 in "六甲一番星"
  9. RSVP パ@長 in "Notenbops"
  10. Salt Peanuts 舟囲い in "佐野大介とバップス"
  11. Drum solo - Mosaic 舟囲い in "佐野大介とバップス"
  12. Birth of Fantasy 舟囲い in "佐野大介とバップス"

全曲クロスフェードデモは→⇒コチラ

これはエスオーエスではありません。スエオスエです。

SOSは1枚まじめな作品を作ると2枚不まじめユニークなもの(笑)を作りますなあ。というわけで、今回はSOSメンバーのSOS以外の仕事っぷりを皆さんに聞いていただこうということで企画されました。こうして聞くと全員違う方向向いてることがよくわかります。なぜ同じバンドやれてるのか不思議です。さて、各曲解説はメンバーそれぞれにしていただきましょう。

団長パート:私、紅葉饅頭の音源の解説です。「不動堂の修羅」これは大学一年生(まだJAZZを演奏していない時)の学祭で演奏した曲です。原曲は”東方妖々夢 〜 Ancient Temple”です。故郷を飛び出し、東京での生活が始まると同時に東方に巡り会い、また東方の楽曲を二次創作するサークルさんが徐々に増えていたので自分も何か作ってみようと、思い立って作った楽曲です。学祭での演奏を録音していなかったので、改めて収録しました。

 ちなみにタイトルの意味は、源義経が幼少の時に修行をしていた京都の鞍馬山にある不動堂を指してます。高校生の頃に京都の鞍馬山に観光に行ったことを思い出し、東方妖々夢の5面道中の妖夢とその風景と、義経が鞍馬山で修行する想像が妙に噛み合っちゃったんで、このタイトルにしました。

「津軽じょんがら節(旧節)」大変有名な曲です。津軽五大民謡の一つです!津軽じょんがら節の名前の意味は、青森のとあるお寺の和尚の人の名前が由来で、かつて栄えていた千徳家を偲び、物語る「口説節」として語られるようになった説もあれば、元は新潟の和尚が、農地の耕作権をめぐる土地争い原因で、その和尚を追い出す「悪口唄」が、後に津軽化したという説もあったり・・・・

今日の津軽三味線は”独奏楽器”という印象をお持ちかと思いますが、元は民謡曲の伴奏する為の楽器でした。しかし、昔の門付け芸人が伴奏だけでなく、独自の技術を取り入れた独奏をするようになり、その結果、色々な流派が生まれ、津軽じょんがら節でも各流派によって演奏が少し違っています。

「津軽じょんがら節(新節) 」私が津軽三味線の教室に通って、最初に覚えた曲です。なぜ津軽じょんがら節の後ろに”旧節”や”新節”がつ付いているかと言いいますと、時代によってじょんがら節の歌い方が変わっていきました。

・旧節→大正以前の歌い方

・中節→昭和10〜20年代に流行った歌い方

・新節→昭和20年後半(戦後)以降に流行った歌い方

曲調が派手な楽曲なので、津軽三味線の演奏会では99.9%の確率で曲目に入ってます。

Sandarsパート:ではでは簡単に解説をば。「銀の子守歌」この曲は大学の卒業研究で作った曲です。なので今から5、6年前に作って演奏した曲になりますね。いやはや懐かしい。実はこの曲元ネタがありまして、漫画「からくりサーカス」に出てくる子守唄の歌詞に合うように作ったんです。もし単行本をお持ちの方は歌詞も合わせて聞いてみてください。あ、ボカロのアカペラ版もあるのでこちらもよければ。⇒コチラ

「Climax Battle」これは「姫と林檎にくちづけを」という女性向けドラマCD用に作った曲です。いくつかこの作品用に作った中で一番のお気に入りなんですが、ほとんど使われてなかったですね。しょうがないね。この作品、アプリにもなってるんでよければ。⇒コチラ

「毎度のこと」これは自分がやっているピアノとのDuoバンド『Arcue』で作った曲です。本当何回録り直したわからないですね。二人しかいないので、まぁミスが目立つ目立つ。分割して録ればいいんですが、なんか負けた気がするんですよね〜

パ@長パート:まずは「スパイダーマン」。これは古い。20年以上前のものです。元音源はカセットテープのため冒頭のヒスノイズがデモテープ感をびんびん出してますね。アナログシンセならではの音圧がすごい。んでボーカルがキレてます。(ケイトブッシュ+戸川純)÷2ってところでしょうか。今ではシャンソン歌って結構その筋では有名になったらしいです。3,4曲デモを作ってこのユニットは解消したんですね。なぜでしょうねえ(笑)。ユニット名はいろんな意味が含まってて、インテリ臭くていやみですね。そういう時代だったんですよ。続いて「Special Healing」。スパイダーマンから10年後ぐらいですね。デジタル録音になって音質が上がりました。ボーカルは当時出会ったジャズギタリストの彼女?でした。なのでギターもそのジャズマンに弾いてもらいました。フレーズを弾くなとか無茶苦茶な要求をしたもんですごくいやそうでした。それにしても歌詞もうちょっとオブラートに包んでも良さそうなもんです。直球ストレートにもほどがあります。春歌ってこういうのいうんでしょうね。でもライブでやるとあほな男子がにやにやーとして聴いてましたよ。3曲目はSOSをやる直前にやっていたパ@長のリーダーバンドの一曲「RSVP」。やりたいことをやり尽くしたバンドでした。それにしてもいい曲だ(笑)。SOS内でも流行ってるみたいです。2枚ほどCD出して解散。ボーカルのイケメンは今じゃジャンベたたいているらしい。なんでだあ。

舟囲いパート:「Salt Peanuts」これは2013年6月のライブ音源だと思われます。私リーダーの「佐野大介とバップス」で叩いているところですね、曲は古典好きにはおなじみのSalt Peanuts。テーマはパッションとリビドーに突き動かされた肉体労働系ジャズの極み! ちなみにダンサーとのショーでやっているのです。動画を発見⇒コチラ

 「Drum solo - Mosaic」 こちらも同じライブ演奏から、Hard bopの名曲Mosaicを。動画は⇒コチラ ファイト一発!聴けば分かる!

 「Birth of Fantasy」少し趣向を変えて"佐野大介とバップス"で"SOS-Sound of Swing-"の曲をやるとどうなるのか!?トリオで挑戦してみました。曲はご存知Birth of Fantasy。次回作は有るのか!?俺たちに明日はあるのか!?乞うご期待。ジャズとは粋なユーモアに満ちているものである

なお本作はCD-Rでの頒布となります。古い音源、ライブ音源ゆえの音質の悪さ、若さゆえの暴走など多々ありますが、ご容赦ください。

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